2015年4月27日月曜日

昨年までの成果報告/今年よりあらたな枠組みで研究を進めます!

2015年3月に『日本のマンガミュージアム2』(京都大学地域研究統合情報センター・ディスカッションペーパーNo.52)を出しました。お世話になった皆さまには御礼申し上げます。

いくらか多めに刷っておりますので、ご所望の方はご連絡ください。
『日本のマンガミュージアム2』は、2013年、14年に開いた(一緒に開いて頂いた)、東北・熊本の2つのシンポジウムと、新潟のマンガミュージアム関係者や、石巻にあるマンガミュージアム「石ノ森萬画館」の設計者へのインタビュー記録から構成されています。マンガミュージアムと連携して地域のこと考えたり、マンガミュージアムの現代的な位置づけを把握されたい方には、大変役に立つ内容だと自負しております!
関係者の皆さまには重ねてお礼申し上げます。

また、昨日4月26日は京都大学地域研究統合情報センター(地域研)において、このMMSの2014年度の研究の一部を発表しました。地域研では、「建築を通したポピュラー文化の記憶の場の構築力の解明」(代表・山中)として、2013年~14年度まで研究費を頂いていましたが、終了しました。加えて、科研費「博物館建築がポピュラー文化受容に果たす空間的機能の解明とその設計還元に向けた研究」(2012年~2014年:代表・谷川)が終了しました。これらの成果の一部は、上のディスカッションペーパーに収録していますが、そこで得た知見や研究の手がかりは、今後さらに発展させていこうと思っています。そのためにも、とてもよかったことは、今年度より二つの科研(村田、伊藤)があらたに獲得できたことです。そちらでもさらに研究していく予定ですので、どうか今後とも関係者の皆さまはおつきあいのほど、よろしくお願いします!