2016年12月28日水曜日

「誰のためのマンガ展?」開催中です!

マンガミュージアム研究会による展覧会が「誰のためのマンガ展?」現在開催中です。
なかでも「学習マンガ」を「キャラで楽しむ」というコーナーでは、オリジナルのBL擬人化キャラを展示していますが(写真参照)、そのイケメンキャラたちの相関図カードを、その場でワークショップとして来館者の方が描けるようになっています。外国人の来館者にとても人気で、面白いカードが日々増えていっています!

20161123日(水)~201727日(火)
「誰のためのマンガ展?」@京都国際マンガミュージアム




主催
京都国際マンガミュージアム、京都精華大学国際マンガ研究センター、マンガミュージアム研究会
(この展覧会は、JSPS科研費15K03898「ポピュラー文化展示の手法開発及び公共性のメカニズム解明に関する実践的メディア研究」(代表・村麻里子)の研究成果でもあります)

企画・制作:マンガミュージアム研究会(村田麻里子、伊藤遊、谷川竜一、山中千恵)
会場構成:榊原充大
グラフィックデザイン:三重野龍
オリジナルキャラクターデザイン:七瀬しちろ
英訳:キャシー・セル
施工:株式会社 七彩

<関連シンポジウム>
20171914:00~16:30 2階ギャラリー6 無料・申込不要・先着順(50名)
主催
京都国際マンガミュージアム、京都精華大学国際マンガ研究センター、マンガミュージアム研究会

<メディア>
BRUTUS』で紹介されました!(『BRUTUSNo.838、マガジンハウス社、2016年)

コミック・ナタリーで紹介されました!

2016年5月26日木曜日

『空間と姿勢』:京都国際マンガミュージアムでの研究成果を使って、電子ブック『空間と姿勢』をつくりました!



上記はサンプル版です。

大きくして見るには、上の文字の所(Space and pose sample versionのところ)をクリックしてください。
2016527日(金)の朝日新聞夕刊「いまどきマンガ塾 マンガと眠り 深い関
係」(伊藤遊)のなかで言及されているマンガを読む環境に関するアンケートの
結果は、以下の論文で参照することができます。

「マンガ読書行動尺度・マンガイメージ尺度の開発の試み」




2015年6月4日木曜日

10+1対談「第三世代美術館のその先へ」

10+1でMM研究会のメンバー(村田)が、五十嵐太郎さんと対談しました。
ぜひご一読下さい!
101 web site 6月号
「収蔵・展示・教育」から「アーカイヴ・インスタレーション・ ワークショップ」へ──美術館と建築家の新しい位相
「第三世代美術館のその先へ」

2015年4月27日月曜日

昨年までの成果報告/今年よりあらたな枠組みで研究を進めます!

2015年3月に『日本のマンガミュージアム2』(京都大学地域研究統合情報センター・ディスカッションペーパーNo.52)を出しました。お世話になった皆さまには御礼申し上げます。

いくらか多めに刷っておりますので、ご所望の方はご連絡ください。
『日本のマンガミュージアム2』は、2013年、14年に開いた(一緒に開いて頂いた)、東北・熊本の2つのシンポジウムと、新潟のマンガミュージアム関係者や、石巻にあるマンガミュージアム「石ノ森萬画館」の設計者へのインタビュー記録から構成されています。マンガミュージアムと連携して地域のこと考えたり、マンガミュージアムの現代的な位置づけを把握されたい方には、大変役に立つ内容だと自負しております!
関係者の皆さまには重ねてお礼申し上げます。

また、昨日4月26日は京都大学地域研究統合情報センター(地域研)において、このMMSの2014年度の研究の一部を発表しました。地域研では、「建築を通したポピュラー文化の記憶の場の構築力の解明」(代表・山中)として、2013年~14年度まで研究費を頂いていましたが、終了しました。加えて、科研費「博物館建築がポピュラー文化受容に果たす空間的機能の解明とその設計還元に向けた研究」(2012年~2014年:代表・谷川)が終了しました。これらの成果の一部は、上のディスカッションペーパーに収録していますが、そこで得た知見や研究の手がかりは、今後さらに発展させていこうと思っています。そのためにも、とてもよかったことは、今年度より二つの科研(村田、伊藤)があらたに獲得できたことです。そちらでもさらに研究していく予定ですので、どうか今後とも関係者の皆さまはおつきあいのほど、よろしくお願いします!



2015年3月22日日曜日

『思想としてのミュージアム』書評!

関西大学文学部教授、および兵庫県立歴史博物館館長の藪田貫先生が、
拙著『思想としてのミュージアム』を大学の校友会誌の書評欄で紹介してくださいました。
せっかくなので媒体を広げるべく、ここにアップさせてください!(村田麻里子)



2015年3月12日木曜日

メンバーの新しい本『思想としてのミュージアム―ものと空間のメディア論』が出ました!!!

人文書院より、村田麻里子著『思想としてのミュージアム―ものと空間のメディア論』が出ました!
日本の博物館の流れから、現代のグローバルな動向まで一気に論じられています。歴史としても、博物館研究としても、あるいはメディア研究としても入っていける、様々な入り口が用意されています。
もちろんポピュラー文化や建築にも大きく紙幅が割かれており、ミュージアムに興味を持つ人はもちろん、マンガやマンガを用いた地域再生といったテーマに関心を持っている方はぜひご一読下さい!
個人的には、日本において、ポピュラー文化であるマンガが、すんなりとハイカルチャーの殿堂であるミュージアムに収まっている理由を、下記の文章を読んですっきり腑に落ちました。
日本の博物館という空間メディアの最大の特徴は、ミュージアムの思想が完璧な制度として体現されたことによる、その機能性にあるのではないだろうか。だからこそ、日本の国公立の博物館は、殖産興業→国体論の喧伝と国威発揚→ファシズム解体と戦後民主主義の徹底と、社会状況に応じて発信するメッセージを容易にかつ機能的に変容させることが出来たのである。そして、ファシズム体制が完全に解体され、高度経済成長期になると、今度は次々と県単位で増えていく博物館は、地方の「豊かさ」の象徴となっていく。しかし、博物館の数も増え、それも達成されると、博物館が伝達するべきメッセージの不在をもたらした。現在の博物館の「窮状」や「不況」は、より本質的にはここに帰着するのではないだろうか(同書、171~172ページ)

2014年8月28日木曜日

熊本でシンポジウムを行いました!

熊本でシンポジウムを行いました!
去る87日(木)に、熊本の崇城大学にて、シンポジウム「マンガ文化で熊本を活性化-マンガを活用した民・官・学の取り組み-マンガ文化は地域をいかに変えうるのか?」を行いました。
関係者の皆さま、ご報告が遅れて失礼しました。
当日は、廊下にまで参加者が溢れるほどの盛況ぶりでした。崇城大学関係者の方はもとより、各行政の皆さま、またマンガファンや学生の皆さま、本当に多くの皆さまに感謝申し上げます。
NPO法人熊本マンガミュージアムプロジェクト/キララ文庫の橋本博さん、湯前まんが美術館の兼田奈緒美さん、NPO法人グランド12の松江慎太郎さんの順で、それぞれの活動内容やこれまでの経緯、今後の目標などをお話頂きました。コメンテーターでは主に北九州漫画ミュージアムの表智之さんにお話して頂きました。また崇城大学の小川さんには全体のコーディネートと当日の趣旨説明などをお願いしました。
特に、ディスカッション終盤の議論は大変刺激的でした。官・民がそれぞれ互いに頼ってしまうのではなく、熱意を持った人々が参加する中で、熊本からマンガ文化を豊かにしていく、そういった議論だったように思います。それぞれの活動がうまく役割分担をしながら、いま熊本という場所で、新しいマンガ文化のうねりが起きていることを、多くの方が感じているとおっしゃっていたのが印象的でした。
今後、本シンポジウムの成果はなんらかの形でマンガミュージアム研究会としても報告していきたいと思います!
ちなみに、マンガミュージアム研究会のメンバーは、翌日、クママンの倉庫を見学させて頂いた後、湯前まんが美術館にお邪魔しました。クママンの倉庫では現在着々と整理が進んでいて、膨大な量のマンガに対する丁寧なお仕事に、感銘を受けました。湯前まんが美術館は、「阿蘇と手塚治虫」という大変面白い展示をされていらっしゃいました。これは必見です!