2014年2月27日木曜日

岩波書店から3月20日に私たちの本が出ます!

マンガミュージアム研究会のメンバーの執筆による岩波ジュニア新書『マンガミュージアムに行こう』が、3月20日に出版されます!詳しくはまた本ページでお伝えしますが、メンバー一同今年1年はこの本の執筆に力を入れてきました。http://www.iwanami.co.jp/hensyu/jr/
本では、ここ数年の研究成果を分かりやすく含み込みながら、日本全国はもちろん、世界のマンガミュージアムの批評・紹介を行っています。メインターゲットである高校生はもちろん、一般の方々もきっと楽しんで読める内容になっていると思いますので、どうかお買い求め下されば幸いです!!

韓国漫画映像振興院の調査を終えました!

21日より、韓国富川市にある韓国漫画映像振興院(http://www.komacon.kr/comicsmuseum/index.asp)において、来館者調査をさせて頂いていました。メンバー4人でたくさんのデータを集めました。3月中に分析をする予定です。
振興院の方々(特に運営チームの方々)には大変お世話になりました。ありがとうございました。

富川市は、90年代以降に工業都市からベッドタウンへと変容していった町であるため、高層アパートが並んでいます。子連れの若い夫婦らが多く住んでいると思われ、そうした人々が漫画ミュージアムにたくさんやってきます(もちろんソウルからもたくさんの人が来ています)。
ミュージアムの中は、韓国の漫画の歴史が分かる常設展(3階)や、往年のヒットした作品をテーマにした体験型の展示(4階)など、「わ!お金かかっているな!」という印象を受けます。もちろん1階及び3階に企画展示室が用意されており、2階にはかなり充実した漫画図書館があります。子供用の閲覧室もあり、子供達がミッシリ詰まって漫画を読んでいます(笑)。
ミュージアム施設は、コンペを勝ち抜いたアメリカの設計事務所によってデザインされており、かなり動線などは造り込まれた感じ。実際に来館者たちも、期待された動線に沿って動く人も多かったです。しかし中にはずっと図書館に閉じこもっていたり、子供一人で来ていたり・・・来館者のミュージアムにおける行動を分析すると、マンガ文化の受容の仕方だけでなく、ミュージアム周辺の周辺環境や地域社会までも見えてきそうな手応えを感じています。このあたり、今後の分析をどうかご期待下さい!

2014年2月18日火曜日

韓国におけるプレ調査終了

14日から韓国の漫画関連施設のプレ調査を行いました。21日から本調査に向かう予定です。
関係者の皆さま、また現地で調査を補助してくれる方々、どうか御協力のほど、よろしくおねがいいたします!
MMS一同

2014年2月10日月曜日

2月10日に京都国際マンガミュージアムにて韓国調査の打ち合わせをしました

21日から韓国・富川市においてマンガミュージアム調査を行います。そのための最終国内打ち合わせを京都国際マンガミュージアムにて行いました。関係者のみなさま、どうかよろしくお願い致します。