去る8月7日(木)に、熊本の崇城大学にて、シンポジウム「マンガ文化で熊本を活性化-マンガを活用した民・官・学の取り組み-マンガ文化は地域をいかに変えうるのか?」を行いました。
関係者の皆さま、ご報告が遅れて失礼しました。
当日は、廊下にまで参加者が溢れるほどの盛況ぶりでした。崇城大学関係者の方はもとより、各行政の皆さま、またマンガファンや学生の皆さま、本当に多くの皆さまに感謝申し上げます。
NPO法人熊本マンガミュージアムプロジェクト/キララ文庫の橋本博さん、湯前まんが美術館の兼田奈緒美さん、NPO法人グランド12の松江慎太郎さんの順で、それぞれの活動内容やこれまでの経緯、今後の目標などをお話頂きました。コメンテーターでは主に北九州漫画ミュージアムの表智之さんにお話して頂きました。また崇城大学の小川さんには全体のコーディネートと当日の趣旨説明などをお願いしました。
特に、ディスカッション終盤の議論は大変刺激的でした。官・民がそれぞれ互いに頼ってしまうのではなく、熱意を持った人々が参加する中で、熊本からマンガ文化を豊かにしていく、そういった議論だったように思います。それぞれの活動がうまく役割分担をしながら、いま熊本という場所で、新しいマンガ文化のうねりが起きていることを、多くの方が感じているとおっしゃっていたのが印象的でした。
今後、本シンポジウムの成果はなんらかの形でマンガミュージアム研究会としても報告していきたいと思います!